黒森牧夫の暴言の数々





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1656.
 強度を有する倦怠への渇望―――知性を麻痺させると同時に刺激し、想像力を疲れさせるまで酷使し、研ぎ澄まされた感覚を空費する、この逆説に満ちた業………


1657.
 単純な孤独の欲求、他人と言葉を交わすことへの嫌悪、秘かな施策への憧れ………私の日常はこうして混濁の度を深めて行く。


1658.
 あらゆる言明は遂行文である。如何なる言明も、その周囲に自らの置かれるべき諸世界を作り出す。例えば「お早う」と云う単純な挨拶でさえ、その時の口調、表情、相手との位置関係、等によって、対人関係の或るコンテクストを自らの周囲に醸造する。自由意志に関する言明も同様である。自由意志が存在すると云う言説は、自由意志が存在する様に見えると云う権利に基付いて、自由意志が存在する場合我々がどう行動すべきかと云う指針を与える。自由とは自己実現的な概念であり、自由意志が存在した場合にどの様な行為のパターンが可能になるかと云うコンテクストの網の目を、それが既存のコンテクストの中に自らを投入することによって張り巡らせて行くのである。世界は絶えざる生成であり、常に織り成され、また織り直されて、己が自身を紡いで行くのである。


1659.
 人間であることと人間でないことの間に存在する夢幻の階梯―――その上に花開く無数のヴァリエーション………両端の焦点は飽く迄空席であり乍ら、それ「らしい」ことによって意味を成す数知れぬ相克………。私は人間である。だが、どの程度なのか? 一義的に定まった或る瞬間の自分ではそう思っていても、夥しい他者の眼差しによってたちまちの内に一は多へと変貌する。人間の人間性を判定するのは人間だ。ではより人間である/人間であると判定される為には、一体何を目指せば良いのだろう? 


1660.
 不本意な生を強いられることの惨めさは、それ自体が挫折の証であって、我々の生存を卑俗たらしめる為の、悪しき自然の大いなる奸計である。私は孤独を求める。だが、どの種類の孤独をか?





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