呪詛込めて呼吸して 　　憎悪もて歩行する 　　　　嫌悪しつつ肉を食い 　　　　　　拒絶と共に起床する 　　　　　　　　反吐の出そうな楽しき毎日！

毒食らう積もりで日々の勤めに出る 　　他の食い物は絶えた積もりで

くたばり損いの草鞋虫達 　　しけた太陽に干涸びて並ぶ 　　　　結構な毒を真綿に含み 　　　　　　悪態を吐いてやがて飛び散る 　　　　　　　　どっこいどっこいだ　おい　あの阿呆共は 　　　　　　　　　　惨めったらしく　まだ生きているのか

枯れ落ちた春がざわめく時もある 　　歯軋りすれば転落は間近

気紛れに「愛」と囁いてみる真夏 　　ちゃぶ台返しでもしてやろうか畜生

飽き足りた日々にどっぷり嘔吐する 　　大の字になって叫びつ沈む

どぷどぷと溢れ零れる儘にする 　　石化するまでくたばってやがれ

狂うまで私と踊り続けよう 　　美しい笑う闇の煌めき

理不尽に憤り侮蔑貼り付ける 　　いい標的が出来たとばかりに

雪崩打つ灼熱の反吐の塊と 　　転がり落ちて行く何処迄も