赤い目をした鬼の子と戯れる
  夜か昼かも判らぬ儘に



電線の様に没意味な搬送を
  続ける街の光流れる
    ぐだぐだぐだぐだぐだぐだぐだぐだ



モニターの電源切った後の影
  見ずに済ませて寝床へ潜る………



唯単に消費したくて消費する
  獣の列の最後に並ぶ
    精々出来る自堕落の意味



没入しひとつになった光と熱
  地下の城には水脈が集まり



養分を根っこに全て持って行かれ
  枯れた雑草の叢にぽつん



うっすらと積もった雪のヴェール脱ぐ
  如何様にしても拭えぬこの瑕



一極に集中させて屠るべき
  瑕と欠落我には無いのか



逸脱と無視と違反と慣れ切った
  部外者達の法外な世界
    大丈夫異常なのは向こうの方だ



逆説と見えるは外部からなれば
  在りて在る也死に抱かれて



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