シマシマにチェック模様の囚人服
  今日は祝日大パレードだ



暗い街灯のスポットの中
  涙流したあの日は遠く
    語った相手はまだ生きている



裸馬背に跨って初めて解る
  脚の間の潜在力



煮崩れた分厚い肉の塊を
  味をみもせず流しに捨てる



目を覆うばかりの飢餓に如何程か
  人類の発展は貢献したり



スッと暗く急転したる曇天に
  我誘うごと残照が啼く



雫の高揚身に浴びて
  ペース落としてぐしょ濡れる
    洗礼したるや酸性雨もて!



雷鳴を感じて河原独り行く
  パンを千切って白鳥に施す



恨み込め広い野火送りに誘う
  枯れた平野の上にカシオペア



列王記暗記する程読む人よ
  人の(さが )もてシステム測るな



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