結晶のNaturgeschihite verwandeldt*
  学んだ知恵はそれだけなのか



根本からぼっくり落ちた腕拾い
  銃を乱射す気の触れた私兵



(いと )し人殺す快感ゾクゾクと
  躰引き裂く解放の歓び



容赦なく迫る裸身のその恐怖
  展示室より逃げ出せり我



追憶に身震いが来る恥と嫌悪
  美には決して手を出すべからず



腹に釘刺した儘なる坐念像
  その無感覚が我怯えさせる



気違いにどうかなってはいけないよと
  念じる祖母の小さな躯**



日々落つるゆらり回れる独楽のごと
  今日も銀河は何事もなく………!!!



その手もて流れ落ちたる灼熱の
  マグマ噛み締め汚穢に咽ぶ



穴虫がざわめき出せる気懈い午後
  よっこらしょいと膝立て崩る






*ママ


**「身區」は川流のパソコンでは上手く変換出来ませんでした。スミマセン………。



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